ADHDの新薬インチュニブ、小学生の息子が服用始めました!3日目の記録

ADHDの新薬、インチュニブの服用を始めた小学2年生の息子とらちゃん。

今日は3日目の記録を記します。

インチュニブ3日目は、日曜日。

普段から休みの日でも早起きのとらちゃん。

昨夜、遅くまで仕事をしていたため、眠りについたのが3時をまわっていたとらねこママの枕元でこう囁きます。

「ねえねえ、昨日、お薬飲んだのが朝の7時43分。もう7時55分だよ。飲まなきゃダメだよ!」

「…かしこまりました…。」

とりあえず、胃の中に食べ物を入れさせ、インチュニブを用意します。

自分で私のことを起こしたぐらいなのですから、もちろん喜んで飲むのかな…と思いきや!?

「これ、飲みたくない!」

いやいや、だったら起こすな(笑)。

どうやら、2日間飲んでみたものの、やっぱり錠剤を飲み込むのが苦手らしく、少しくじけているようです。

それでも、時間になったら「飲まないと!」と思ってしまうのが、発達障がい・とらちゃんの哀しくも可愛いサガなのですが^^;

水を口に含むものの、抵抗感があるためか、今日はなかなか喉を通りません。

何度も水を吹き出し、畳の部屋を水だらけにしながら(泣)、30分以上格闘します。

インターネットでも上手な飲み方を調べてみたのですが…。

いやはや、結構みんな手こずっているみたいですね。

私自身は錠剤は大きいものでも5~6個まとめて飲める鈍感女(?)なため、大人になっても飲めない人がいるとは、少し意外でした。

結局、1日目、2日目に続き、服はビショビショ、私の顔もビショビショになりながら、何とか押し込まれるように喉を通っていったインチュニブなのでした…。

この日は、一日中、家にいたため、初めてゆっくりと服薬後のとらちゃんを観察することができました。

インチュニブの副作用で多いといわれる眠気。

およそ半分の人に傾眠が見られるそうですが、学校の先生や放課後等デイサービスの先生からも報告を受けていたとおり、全く眠そうなそぶりは見られません。

もともと、鼻水の薬などで、「眠くなりますよ。」と薬剤師さんに注意されてても、あくび一つしないとらちゃん。

私もそうなのですが、薬によって眠気が出ないタイプなのかもしれませんね。

精神科のドクターの話では、一日中ウトウトしてしまって、授業中、かえって友達に注意されてしまう、というケースもあるようなので、これは本当に助かりました。

インチュニブはもともと血圧を下げるお薬だったそうで、立ちくらみやめまいといった副作用が出ることもあるようですが、こちらも全く感じられませんでした。

妹のねこちゃんと遊んでいるときは、いつも通り、ハイテンションでしたが、お片付けのとき、少し揉めてしまっても、ねこちゃんを叩くこともなく落ちついていました。

逆に、ねこちゃんの叩かれて、顔にあざを作っていましたが、腹を立てることもなかったようです。

いっしょに遊んでいたいとこのうさちゃんも、ねこちゃんも、「いつもに比べると怒りっぽくなかったよ。」と言ってくれていたので、もしかすると少し効き目が現われているのでしょうか…なんて、期待してしまいます^^;

相変わらず、大好きで取り組んでいる算数の難問プリントは、本来の何倍もの時間がかってしまっていました。

そのせいで、遊ぶ時間が少なかったのですが、本人は「充実した1日だった!」と言っていたので、それはそれで結果オーライなのでしょうか…?

1日を通じて感じたのは、聞き分けが良くなっているということでした。

独り言を言ったり、奇声を発してしまったり…というような、いわゆる「問題行動」の数は全く変わっていませんが、それを注意されたときの反応に変化があるように感じました。

最近は、年齢的にも反抗期なのか、私や家族が注意すると、その言葉をオウム返ししたり、暴言を投げかけてきたり…ということが多かったのですが、この日は比較的素直に「ごめんなさい。」という言葉が出ていました。

ただ、謝った後もそのまま問題行動を続けていることも多かったのですが…。

夜になるにつれ、疲れてきたのか、薬が切れてきたのか、はたまた、多少は副作用の眠たさが出ているのかわかりませんが、少しずつグズグズという頻度が上がってきました。

それでも、ここ1週間ほどの「荒れ具合」に比べると断然マシ。

寝る前に、これまた大好きなトランプをして、眠りにつきました。

明日からは、本格的に服薬後の学校生活が始まります。

何とか良い方に進みますように…!

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