先日からADHDの新薬インチュニブの服用を始めた発達障がいの息子とらちゃん。
今日は2日目の記録を記します。
服用2日目は土曜日で学校はお休みの日でした。
毎週通っている放課後等デイサービスを朝から夕方まで利用します。
念のため、事前に先生方に服用を開始したことを伝えておきました。
いつものとおり17時過ぎに帰ってきたとらちゃん。
なにやらお手紙を預かってきています。
「また、何かしでかしたのか!?」
と恐る恐る開けてみたところ…
「今日は午前中、とても落ちついてトレーニングに集中していました。
離席することもありませんでした。
お昼休憩も余所見せずお弁当を食べ、昼から行った公園では、お友達とルールを守って鬼ごっこをしていました。」
なんですって!?
普段、褒められなれていない、とらねこママはビックリして、しばらく書いてある意味が分かりませんでした(笑)
そんなにすぐに効き目が出るわけではないと思うのですが…。
半信半疑のまま、いつも土曜日に行く習い事に出かけました。
こちらでは…。
はい、いつも通り!
「遊んでるのなら帰ってください!」と叱られていました^^;
先生方も「少しでも…」という優しい思いで、書いてくださったのかもしれませんが、たとえプラセボ効果であったとしても、まずはとらちゃんを褒めることが大事!
そこは、薬を飲んでいても変わりませんよね!?
たくさん褒めて、ご褒美のスタンプも押してもらいました。
この間から、学校でも家でも注意されることばかりが続いたとらちゃん。
とても嬉しそうにニッコリと微笑んでいました。
発達障がいの子どもに薬を飲ませることには抵抗のある人たちも多いことでしょう。
また別の機会にしっかりとお話ししたいと思いますが、私ももちろんできることなら飲ませたくないと、ここまで療育や学校の協力で乗りきってきました。
でも、小学2年生も終わりにさしかかり、周りのお友達もどんどんとできることが増えてきました。
授業中、ブツブツとしゃべり続けたり、暴言を吐いてしまったりするとらちゃんに、やはり違和感を覚えることが多くなりました。
精一杯我慢してくれたクラスメイトの子どもたちからも、徐々に「とらちゃん、うるさいから、勉強に集中できない。学校に来なければいいのに…。」という声が上がり始めました。
高校受験や大学受験の問題も軽々こなしていた勉強面でも、不具合が出てきています。
大好きな算数の問題が、時間内に解き終わらないのです。
久しぶりにご機嫌な笑顔で、ご褒美のスタンプを選ぶとらちゃんの横顔を見て、「まだ、どうなるか分からないけど、とりあえず薬を試してみて良かった。」と呟くとらねこママなのでした。