発達障がいと習い事☆そろばん編

広汎性発達障がいを持つとらちゃんは、実は、「習い事マニア」。

実は、今日から、新しい習い事に挑戦することになりました。

それは、そろばん

今回は、たくさんあるそろばん教室の中から、発達障がい児・とらちゃんにピッタリの先生をどうやって探し出したのかについて、書いていきたいと思います。

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発達障がい児にピッタリのそろばん教室を探したい・・・!?

近所の大型スーパーで、「そろばん生徒募集」のチラシを見つけ、自分からそろばんに行きたいと言い出したとらちゃん。

とはいえ、とらちゃんは、小学3年生の9月現在、英会話、公文、プログラミングと3つの習い事をしています。

(公文も英語のみを学習していますので、実質は2教科なのですが・・・。)

さらに、それに加えて、3箇所の放課後等デイサービスを利用していますので、1週間の予定は結構つまり気味。

公文の宿題もあるから、大丈夫かな・・・?と心配だったのですが、ご存じの通り、発達障がい児・とらちゃん、思い込んだら一途な性格^^;

とりあえず、やってみるまで引き下がりません。

その熱意にほだされ、まずは週1回から通い始められる教室を探し出すことに。

何を隠そう、私、とらねこママもそろばん経験者。

一応、小学生の間に、珠算・暗算ともに1級を取得しています。

せっかく習うのなら、とらちゃんにピッタリの所を見つけたい。

そんな思いから、まずは、通えそうなそろばん教室にどんどん電話で問合せしてみました。

現在住んでいる市と隣接市、10箇所以上に電話をしたでしょうか?

その中で分かってきたのは、

・昔からのそろばん教室は、個性的な先生が多い

・チェーン店のような形でやっている今風のそろばん教室は、「お楽しみ」重視

ということでした。

実際、私が習っていたそろばんの先生がそうだったのですが、やはり昔ながらの先生は

そろばん=珠算道

という意識が強いように感じます。

そのため、公文式で小学校の算数を一通り終わらせているとらちゃんは敬遠されがち。

やはり、剣道や柔道、相撲道、茶道、華道・・・などと同じように、

そろばん教室=道場

まさに「~流」という言葉がシックリくる習い事なのだなと改めて感じさせられました。

そう言われて見れば、確かに私も小さい頃、漫画「球道くん」をもじって

「珠、けがれなく、道、険し」

と来る日も来る日もそろばん修行に取り組んでいたものでした(笑)。

今でも、個人で昔からやっておられる先生方は、電話でお話ししていても、しっかりとした信念をお持ちだということが分かりました。

一方、大手チェーンのそろばん塾は、アプリや内部のコンクールなどを取り入れ、とても楽しい雰囲気で授業が進んでいきます

1箇所、実際に体験にも行ったのですが、若い女性の先生はとても優しく指導してくださっていました。

さあ、発達障がい児・とらちゃんにとって、いったいどちらがいいのか?

先に、結論を言いますと、私は、広汎性発達障がいをもつ我が息子に、昔ながらのそろばん塾を選びました。

その最大の理由は、たくさん問合せする中で、

「厳しく指導するけれど、絶対に怒鳴らない」

という先生と出会えたからです。

というのも、大手チェーンのそろばん教室の体験に連れて行ったときのこと。

プログラミングを習っているとらちゃんは、アプリ操作はお手のもの。

はじめは色々な問題にチャレンジしていたのですが、慣れてくると、勝手にアプリを閉じてしまい、グーグルマップや天気予報で遊びだしてしまったのです。

若い女性の先生は、「あら、上手にiPadを触れてスゴいね!」と声かけ。

そろばんの世界に引き戻してくれる様子は見られません。

とらちゃんの特性は、その時、気になったものに興味がうつってしまうこと。

もちろん、妹のねこちゃんのように、定型発達の子どもたちでも、気が移ることはありますが、発達障がいをもつとらちゃんは、切り替えが苦手なため、1度、別の世界に行ってしまうと、なかなかこちら側に戻ってくることはできません。

通常のiPadやパソコンでは、それ以外のことに気を取られ、なかなか集中してそろばんに取り組めないとらちゃん。

でも、本当はそろばんをやりたくて堪らないのです。

そのため、終わった後になって、

「お母さん、ボク、悪いことしちゃった。

だから、そろばんできなかった・・・。」

肩を落としてしまいました。

その点、私が気に入ったそろばん塾は、全員がそろばんに夢中で、とらちゃんも自然と珠に集中できる環境。

途中でフラッシュ暗算も行うため、同じようにパソコンの前に座りますが、それ以外の画面に触ろうとすると、すぐに先生の指導が入ります。

しかも、昔ながらの厳しい先生にありがちな、強い言動ではなく、

「キミは、そろばん、やりたいんだろ!?」

という、何とも適切な声がけ。

まだ、始めたばかりで、この先どうなるか分かりませんが、私は、こちらの方が発達障がい児・とらちゃんにピッタリなのではないかと結論づけたのです。

さあ、これから始まるとらちゃんの珠算道。

また、後日談もお届けできれば・・・と思います☆

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