発達障がいを持つ小学2年生のとらちゃんが、インチュニブの服用を始めてから、2週間が経過しました。
(記事のアップが遅れてしまったため、実際には、10日ほど前の記事になります。
ご了承ください<(_ _)>)
何か嬉しい変化はあったのでしょうか!?
現在インチュニブの服用を検討している人のお役に立てば…という思いで、ここまでの記録を残しておきたいと思います。
① 家での学習は落ちついて取り組めるようになったけれど…
朝から習い事の宿題に取りかかることの多いとらちゃん。
薬のおかげか、きちんと椅子に座り静かに取り組んでいるようです。
これまでは、椅子から滑り落ちてしまうことも多かったのですが、貧乏ゆすりすることもなく落ちついて座れるようになりました。
この点は、ハッキリと目に見える効果だと嬉しく思っています。
ただ、一つとても気になることがあります。
落ちつきすぎているせいか、全く時間通りに終えることができません。
40分でできるはずの課題に、2時間半かかってしまうこともザラ。
習い事の宿題どころか、学校の宿題さえなかなか終わらないのです。
原因は、消しゴムに対する「こだわり」。
自分の字の汚さが気になるのか、書いては消し、書いては消し…を繰り返しているのです。
でも、一向にきれいになっている様子はありません。
それどころか、きれいに消すことができていない上に、さらに字を書くものだから、ますます読みづらい状態に…。
学校でも授業中に課題を終わらせられないという毎日が続いているようです(>_<)
② 家や放課後等デイサービスでは落ちついているのだけれど…
放課後等デイサービスの先生たちの服薬に対する評価は上々。
どの先生も、以前より落ちついている、とおっしゃいます。
家でも、もちろん、いわゆる「問題行動」や「トラブル」は起こしますが、少し声かけや注意をすると、すぐに止めることができるようになりました。
イメージとしては、今までだと20回ほど声をかけて、やっと話しかけられていることに気がついていたけれども、今は2回ほどでこちらに関心を払ってくれるといったところでしょうか。
放課後等デイサービスの先生方とも、「服薬を初めて良かった!」と話し合っていたのですが…。
どうやら学校では全く様子が違うようなのです!
以前にもまして、授業中の不規則発言や暴言、テンションも高く、担任の先生からは、
「興奮する薬を飲んでいるのかと思いました…。」
と言われてしまう始末…。
いったい何が原因なのでしょう!?
精神科の先生に相談すると、
「おそらく学校では外部刺激が強いせいでは…。
もう少ししたら、学校でも薬の効き目が感じられると思います。」
と言われましたが…。
もともと、学校での行動を何とか抑制するため飲み始めたインチュニブ。
これでは、意味が無いのでは…。
③ ADHDがおさまったかわりに…
この1週間の間に、法事もありましたが、その席でも退屈して居眠りを始める大人たち以上に、正座を続け胸の前で手を合わせ続けるとらちゃん。
家族はもちろん、親戚の人たちもその立派な姿に、
「小学生とは思えないほどお行儀が良いね!」
と褒め称えます。
以前から、お経などに興味があるため、比較的法事では大人しく座っていましたが、今回はそれにもまして優秀!
学校の先生が見たら、別人ではないかと思うのではないでしょうか^^;
ただ、その代わりに…
先ほども少し書いたように、「こだわり」が強くなってきた気がします。
もしかすると、強くなったというよりは、衝動性が落ちついた分、周りの私たちが気になりだしただけかもしれませんが…。
特に、消しゴムと手洗いに対するこだわりは、ものすごい!
今洗ったところなのに、少し机に触れたから??と言って、また洗いに行くため、両手の甲はもうボロボロ…(ToT)
何とも痛々しいこと…(T_T)
④ インチュニブ服用による副作用は?
眠気の副作用が強く出るといわれたインチュニブですが、とらちゃんにはそれほど感じられませんでした。
ただ、日中、送迎の車の中でウトウトしていることがあり、実は眠たいのかもしれません。
また、夕方を過ぎた頃から、グズグズ言うことがたまにあり、もしかすると眠たくて「寝ぐずり」している可能性も…。
学校では、一日中、ハイテンションの模様ですが…(T_T)
ふらつきなどの副作用も今のところ確認されていません。