発達障がいと作文。伝えられないその思い…

こんにちは。

とらねこママです。

今年、初めての投稿となりますね。

明けましておめでとうございます。

今日から新学期が始まったという学校も多いことでしょう。

我が家の発達障がい児・とらちゃんも、本日が新年初登校となりました。

お友達とトラブルになるため、毎日、送り迎えをしてくれ…と学校に頼まれているとらちゃん。

(このあたりのいきさつも、またお話ししたいと思っています。)

昨年は、年始の集団下校にも参加できませんでしたが、今回はめでたく、引率の先生や同じ地区の生徒たちと一緒に帰宅してくることができました。

実は、学校からかなりの距離がある我が家。

家で待っている母の心境は、ハラハラドキドキものでした。

玄関の戸を開け、「ただ今!」という声を聞いたときの嬉しかったこと!

「みんなでマラソンしてるみたいでとっても楽しかったよ。」

どうして、駆け足!?

何か違和感を感じるコメントから、きっと道中、引率の先生を困らせたのだろうな、と感じながらも、一つの成長に胸をなで下ろした新年初登校でした。



といい話だけで終わらないのが、我が家の発達障がい児・とらちゃん(苦笑)。

本人もみんなと一緒に帰ってきた達成感からか、テンションが高すぎて、まったく宿題に取り組めません。
(最近は、始業式の日から宿題が出るのですね。)

せっかくの短縮授業だったのに、結局宿題が終わったのは、いつもの5時間目終了時間。

お昼ご飯を食べていた時間を除いても、本来なら、30分足らずで終わるはずの宿題に2時間近く費やした計算になります。

ガックリ_| ̄|○

さらに、時間割を終わらせたところで…

「あっ、授業中に書かないといけなかった作文ができてない!」

と大騒ぎし始めました。

どうやら、「お正月について」という題名で作文を書くように言われたようですが、大晦日の紅白歌合戦から、除夜の鐘、年越しそば、おせち、お雑煮、年始の挨拶…と時系列的に全て書き出そうとしたようで…。

その後、夕食を挟んで、またもや1時間以上書き続けましたが、最後は就寝時間が近づき、私に追い立てられながら書き上げました。

本人としては、字の汚さに不満が残っているようですが…。

とらちゃんは、持ち前の記憶力を活かし、語彙を非常に多く蓄えています。

さらに、本もよく読むため、文章構成もなかなか上手。

けれども…。

文章がくどい(笑)!

一から十どころか、一から千ぐらいまで説明しようとするため、どんなテーマでも原稿用紙5~6枚の超大作になってしまいます。

さらに、思考は速いのですが、手先が不器用なため、筆記がそれに追いつきません。

そのため、結局、いつも与えられた時間内に仕上げることが出来ず、また、仕上げられたとしても汚い字と長ったらしい文章で意味が理解してもらえず、評価が低くなってしまうのです。

一昨年の末からプログラミングを習わせている関係で、少しずつですがキーボード入力が速くなってきたため、パソコンで作文を書けば上手いのですが…。

(ちなみに、今年から年賀状はとらちゃんの担当となりましたが、みんな、小学生の文章だとは思わず、私が考えたと思っているようです^^;)

学校のテストや授業でもパソコンが使えればいいのですが、学校もIT化されたとはいえ、まだまだそんな段階ではありません。

何とかとらちゃんの溢れんばかりの思いが、クラスメートや先生に届けば良いのに…。

そう願わずにはいられない新年初登校の日でした^^

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