発達障がいと習い事☆公文式(算数・数学)編

我が家の長男とらちゃんは、広汎性発達障がいを持つ小学3年生の男の子です。

実は、とらちゃん、何を隠そう習い事マニア

あれを習いたい、これを習いたい・・・と友達や妹の習う習い事を次から次へとやりたがる子どもです。

私も、とらちゃんの特性の中でも、良い部分を伸ばしてやりたいと考え、色々な習い事に挑戦させてきました。

発達障がい児を持つママパパの中には、どんな習い事がベストなのかと悩んでおられる方も多いことでしょう。

今回は、我が家のとらちゃんが選んだ習い事の中から、公文式(算数・数学)について紹介してみたいと思います。

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発達障がい児が公文の算数に通ったら・・・!?

広汎性発達障がいを持つとらちゃん。

実は、物凄い特技があります。

数字に異常に強いのです。

こう言ってもなかなか信じてもらえないのですが、まだ私のお腹の中にいた頃から、しっかりと数の概念を持っていました。

私が外からお腹を3回叩くと、必ず中からまだ胎児のとらちゃんが3回蹴り返してくれるのです。

はじめは私もまぐれかと思っていましたが、いつやっても百発百中でキックするので、どうやらそういうわけでもなさそう。

そして、生まれてくると、まだ言葉も話せない10カ月の頃には、120までの数字を間違えずに指さしし、ビー玉を使って足し算をするようになったのです。

その後も数に対する関心はどんどんと成長していったため、幼稚園の年少の夏休み明けから、公文の算数に通わせることに決めました。

発達障がいの特性から団体行動が苦手なとらちゃん。

公文の「勝手にどんどん進むことができる」というシステムがピッタリとハマりました。

まるでテレビゲームを進めるかのように、毎日、プリント教材をこなしていきます。

特に幼稚園児の頃は、他に宿題もありませんから、1日に何枚と決めたら、雨が降ろうが槍が降ろうが、熱があろうが嘔吐しようが・・・来る日も来る日も教材に取り組んでいました。

結局、算数は小学1年生3月末で止めてしまったのですが、中学1,2年生のあたりまで進みました。

公文というと、どうしても計算ばかりのイメージですが、算数を修了し、数学の領域まで進みましたので、連立方程式は難なく解けます。

ですから、例えば中学受験によく出る「つるかめ算」などの文章題もXとYを使って上手に解くことができるようになりました。

もう少し続けても良いかな・・・と思ったのですが、公文で英語を学習し始めていたこともあり、そちらに集中するため、いったん算数・数学は卒業することに決めたのです。

ここまで、「うらやまし~!」というような話ばかりを書きましたが、もちろん一筋縄に通い続けられたわけではないのが、発達障がい児とらちゃんの発達障がいたる所以。

先ほども書きましたが、公文は、通常の塾などとは違い、団体学習ではありません。

とはいえ、やはりたくさんの子どもたちが1つの教室に集まって学習するのですから、当然、最低限度のマナーは守らなければなりません。

・必要なとき以外は立ち歩かない

・静かに学習する

・採点してもらうときは順番を守る

・机に落書きをしない

などなどです。

まあ、こうやって書いてみると、公文のルールというよりは、一般常識という感じなのですが・・・。

この「常識」という言葉こそ、とらちゃんが最も苦手とするもの^^;

見事にこれらの約束を守ることができません。

学習内容は何の問題もないのに、学習態度の方で毎回注意を受けてしまうのです_| ̄|○

幸いとらちゃんは、公文の先生に恵まれ、態度が悪くても、ある程度個性と受け入れて、どんどん教材を進めさせていただけました。

公文の先生は、よく募集チラシが入っているように、必ずしも教員免許などの資格が必要なわけではありません。

そのため、ぶっちゃけ先生方のレベルは千差万別。

私も、とらちゃんのおかげで、公文の優秀者の集まりなどに特別招待してもらいましたが、そこでお会いした先生方も、皆さん色んな考えをお持ちでした。

中には、失礼ながら、「?」と思ってしまう方がおられたのも事実です。

もし、発達障がいを持つ子どもたちの中で、公文に行ったけれど合わなかった・・・という人たちは、「公文との相性」ではなく、「指導者との相性」が悪かっただけかもしれません。

最近は、公文の教室もたくさん増えてきていますので、校区内や市内にこだわらず、少し遠くの教室に足を伸ばしてみるのもおすすめです。

実際、うちも校区内や市内に公文は存在しますが、あえて、市外の教室にしました。

自分のペースで進められる

気のあう先生を探すことができる

今考えてみると、この2つが、発達障がいを持つとらちゃんが公文で成功した理由なのかも知れませんね(^_-)-☆

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