発達障がいと習い事☆公文式(英語)編

広汎性発達障がいを持つ小学3年生の男の子、とらちゃん。

わずか8年間の人生ですが、実は、数多くの習い事を経験してきた「習い事マニア」でもあります。

その中でも、年中さんの途中から、4年ほど続けている公文の英語は、なかなか気に入っているようです。

発達障がい児のママパパだけでなく、習い事に悩むすべての保護者の皆さんのお役に立てば・・・と考え、今回は公文の英語について書いていきたいと思います!

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発達障がい児が公文の英語を習ったら・・・!?

昔は英語といえば、中学校に入ってから習うものでした。

でも、いまや小学5年生からは正式教科、小学校によっては3年生から始まっているところも多くあります。

・・・などという小難しい説明が、公文のリーフレットに書かれていますが、もちろんそんなことを考えて習わせたわけではありません(笑)。

たまたま、年少さんから公文の算数を習いに行っていたところ、とらちゃん本人が、周りで英語に取り組んでいるお友達や上級生を見て、

「やってみたい!」

と言いだしたのがきっかけでした。

詳しくは別の記事にしたいと思いますが、実は、とらちゃん、それまでから、英会話を習っていました。

習い始めたのは、1歳を少し過ぎた頃。

そのため、公文の英語を始めたときは、既に、3年以上のキャリアがありました。

英会話は、その名の通り、会話が中心。

そのため、筆記の練習はほとんどしておらず、アルファベットは書けますが、細かいスペリングは難しいという状態でした。

マイペースに進むことができる

という公文の特長が、どうやらとらちゃんの発達障がいの特性にピッタリ合ったらしく、物凄いスピードで教材を進めていきました。

気がつけば、小学校3年生の現在、高校生レベルの教材に取り組んでいます(LⅡという教材です)。

小学2年生の夏に英検3級を取得し、現在は大学センター試験の問題なら解けるというぐらいの実力かと思います。

こうお話すると、良いことばっかりのように聞こえますが、そうは問屋が卸さないのが、発達障がい児・とらちゃんの良いところ(??)。

ここまで進んできたのですが、毎回、先生に注意されることがあります。

それが、字の汚さ

それは、もはや「汚い」というレベルではありません

アルファベットなのか、ひらがななのか分からない・・・

という次元なのです_| ̄|○

いくら、一生懸命解答していても、読めなければ当然点数にはなりません。

先生に「書き直して!」と指摘されると、一気に集中力がなくなり、机の上で手遊び・・・。

酷いときには鼻歌まで始まって、他の生徒さんの迷惑になるので、私が即刻、とらちゃん本人を回収するハメになるのです(ToT)

せっかく解いた答案が読んでもらえず、家でベソをかき「もう、公文やめようかな・・・」と言いながら必死で消しゴムを使うとらちゃん。

突出した能力と、大きく窪んだ不器用さ。

この凸凹こそが、まさにとらちゃんらしさなのですが・・・。

毎回、見ているこちらが辛くなってしまいます。

「とらちゃんが好きでやってることだから、イヤになったらいつでもやめていいよ?」

そう声を掛けると、

「いや!続けたい!最終教材まで頑張る!!」

いつもそう答えます。

そう、このあきらめの悪さもとらちゃんの誇るべき特性

せめて、手伝ってやれることは・・・と考え、先生と相談し、2年目あたりから、自宅採点というシステムを取り入れることにしました。

どこの公文式でも導入しているのか分かりませんが、私の通う教室では、

子どもの宿題を自宅で保護者が採点し、間違い直しまでやってしまって教室では新しい課題に取り組む

というやり方です。

この方法なら、汚い字や読めない字があっても、その場で私が声かけしてやることが可能です。

どんどん進むのは楽しいけれど、間違い直しは苦手でパニックになってしまうかも・・・というタイプのお子さんも、自宅採点なら上手くいくのではないでしょうか!?

とはいえ、自宅採点をしていても、字がきれいになるわけではないのも、ある意味、発達障がい児・とらちゃんの特性。

やっぱり苦労は尽きませんが・・・。

子どもたちの特性に合った学習方法が見つけやすいのも、発達障がい児には嬉しい公文式の長所なのではないかな、と思いながら、今日も何とか続けています(^^ )

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